2016/09/24 17:32
買い付けをしていて売れないだろうな、、、と思いながらついつい手をだしてしまう物がある。
作られた意味が信仰心なのか、学校の課題だったのかはわからないような名もなきアーチストによる
作りが粗い聖像です。
良い意味で粗いのではなくどうしようもないものなのだ。
たぶん目利きの人や骨董が好きな人が見たら「こんなもの買い付けやがって」。と笑われそうなしろものである。
自分でもわかっているのだが何か気になるのだからしょうがない。
それらの聖像を祈りの対象にしていた人もいたかもしれない。
部屋の隅でほったらかしにされていたのだろうか?
など考えながらじっとみるとそれらの粗すぎる表情に笑いさえでるのだ。
イエスなのか?落ち込んだような表情が貧乏神のようである。
マリア像も名もなきアーチストにかかればもはや目と口は穴を開けときゃいいんでしょ。てなノリですか。
こちらはどうも販売されていたようである。軽い木の質感が割と良いです。
フィリピンなどでアジアのキリスト教徒による製作された聖人像はずっしりと重い木でできている。
題して「新橋の酔っ払い」