2016/09/09 15:18

Blogはじめました。
ブログではいろいろと商品やそうでないものなど書いていきたいと思います。

今回は<アンティークと貝>というテーマです。ヨーロッパ博物系のアンティークでは貝やサンゴ、ウニなどの海洋生物が多いように感じるのではないでしょうか?
日本に住んでいて貝(貝殻)というものはとても身近なものです。
海に行けばビーチコーミングなどでいろいろな貝殻やウニ、ヒトデなど面白いものが採取できますね。
ところが海から遠く交通など発達していなかった当時のヨーロッパではわりと偏った種類のものしか身近になかったのでしょう。
そこから、世界中の珍しい貝殻などがオブジェや蒐集の対象になったのではないでしょうか?
その当時の蒐集家は東南アジア、アフリカ、日本近海などの貝を世界中から集めていました。
大きな古い貝のオブジェは立派な台をつけて飾られていました。
いまでもその収集品をアンティーク市などでみられます。では貝にアンティークと現行品の区別はどこなのだろうか?
「そもそも今採取した貝殻でも海で何十年、何百年とただよっていたものもあるじゃないか」。というかもしれません。
たしかにそうですね。
箱や表記がなく貝殻だけではみとめないのだろうか?化石化していればアンティーク?とはまたおかしな話ですね。
わたくしはどちらでも良いと思いますが、魅力的なものは何かと考えると箱や表記があるものでしょうか?
結局、博物アンティーク好きは蒐集家の軌跡がみられるものに魅力を感じるのだと思います。



フランスの蒐集家から購入したオウム貝はオリジナルの台を付けています。アンティークとはいえませんねw 



フランスの古本屋で買った最近の貝の図鑑。

前の持ち主の押し花が挟まっていました。
当時のお土産品でしょうか?これら貝の名前や値段などフランス語で記載されています。