2017/05/03 18:53


ヨーロッパの買い付けで買えたら嬉しいものに野鳥の卵の収集品がある。

できれば一つや種類ごとに小箱に入っていたり、仕切りのある木箱に鳥の名前などが記載されているものだとさらに嬉しい。

なかなか見つけることが出来ないもので。フランスなどで見つけてもかなり高価だと思う。

卵は本当に壊れやすい、特に小さな種類の鳥のものになると指で慎重につまんでも割れるのだ。

なので古いものがきれいに保存できていることが少ない。

博物ものを買い付けているオーナー達と話しても、みなさん卵が買い付け出来ると嬉しいと言ってました。

博物蒐集家の応接間https://ja-jp.facebook.com/salonhistoirenatulle/

博物蒐集家の応接間(全国の博物系ショップが一同に会す日本初のイベント。
標本・剥製・天文・医学・宗教学など、美学を持って集めた蒐集物を展示販売いたします。

企画・主催 antique Salon)http://salon-interior.jp/

また野鳥の卵は普段食用として売られている鶏やウズラと違い、滅多に見ることが出来なく数多くの色や大きさなど蒐集家にとっては魅力的だといえる。また現在は鳥獣保護法によって野鳥の卵を採ったり拾ったりすることは出来ないようです。

そのような理由などからも昔の収集され保存していた卵に魅力を感じるのです。



今回1970年に収集されたオランダの野鳥の卵を買い付けました。

だいぶ売れてしまいましたが少し大きなものはまだございます。




つまんだだけで割れた卵



卵と同じ収集家の簡素な鳥の羽と脚の標本。


惑星にも似た美しさがあると思うのは僕だけでしょうか?